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  1. 付属品が完備されているものは高く売れる

    どんな本が高く売れるかの7つ目。

    それは、付属品が完備されている本です。

    こちらも、付属品が欠品しているものは、商品価値が著しく落ちてしまうといった感じです。

     

    例えば、英語の教材の本で、付属品としてCDが付いているものがたくさんあります。

    CDと本の両方があって、はじめて1つの商品として成り立つものです。

    CDが欠品していたら、商品価値が激減してしまうのは、納得していただけるはずです。

     

     また、小説などの単行本でも、通常付いているカバーが付いていないのも、商品価値が落ちてしまいます。

    上記のCDが欠品していて商品として成り立たないものとは違い、カバーがなくても小説のスト―リーは損ないません。

    しかし、現在は、古本とはいえ、良品がとても多く出回っている為、カバーなしの本では、お客さんに選んで頂けません。

    ですから、カバーが付いていない本は、買取価格も大幅に安くなってしまいます。

     

    ぜひお売りになるときのことも考えておいて、購入時に付いている付属品を捨てずにそのまま付けておいて下さい。

    買取価格が大きく変わります。

    ぜひお試しください。

  2. 初回限定特典が付いているものは高く売れる

    どんな本が高く売れるかの 6つ目。

    それは、初回限定特典が付いている本です。

    (これも、初回限定特典が付いている全ての本が高く売れるという訳ではありません。)

     

    初回限定特典には、2通りあります。

    1.通常と同じ価格だが、特典付き。

    2.通常より価格が高くなって特典付き。

     

     

    通常版と同じ価格ですが、特典付きの例。

    セーラームーンの新装版

     

    seiraamunn

    美少女戦士セーラームーン 全12巻

     

    こちらは、初版第一刷のみ、綴じ込みシールがついています。

    これは、レアです。

    もう新品では買うことができない為、供給量が増えません。

    そのうえ、セーラームーンの新装版は、人気もありますので、その中の初回限定特典である綴じ込みシール付きは、高く買取されます。

    (シールは、未使用に限ります。)

     

     通常価格より高くなる初回限定版は、例えば、宇宙兄弟の21巻。

     

    utyuukytoudai

    宇宙兄弟 21巻 限定版

    通常版は、600円です。

    それが、初回限定版は、APOぬいぐるみが付いて、1,780円。

    そして、現在は、中古市場で、定価越えの2,000円ほどで、売買されています。

    定価越えです。

     

    しかし、 初回限定版の多くも、出版されてから発売から年月が経過すると下落します。

    全ての初回限定版が、高く売れるとは限っていませんので御了承下さい。

     

    でも、壺にはまれば、初回限定版付きの本は、プレミア価格となります。

     ご参考までに。

  3. 定価の高い本は高く売れる

    どんな本が高く売れるかの 5つ目。

    それは、定価の高い本です。

     

    人気のある本は、古本の価格が限りなく定価に近い価格で売買されます。

    そして、新品がある場合は、古本は定価以上の価格にまずなりません。

    (初回限定特典など特殊な条件の場合は除きます。)

     

     ですから、定価の高い本の方が、定価の安い本よりも、高く売れる可能性が高いのです。

    (定価の高い本が、どんな本でも必ず高く売れる訳ではありません。人気がなければ定価が高かろうが関係ありません。)

     

     

    どんなに人気があっても、600円や700円など、定価の安い文庫本や、新書などの買取価格は、安くなってしまいます。

     それにくらべ、専門書などは、定価で3,000円や5,000円などざらで、そういった定価の高い本は、需要が高ければ、買取価格も高くなります。

    もともと払った値段が高いのですから、ごくあたりまえのことです。

     

    例えば、「永遠の0(ゼロ)」という本。

    著者は、昨年「本屋大賞」を受賞された百田尚樹さん。

    現在、とても注目度の高く、大人気の本です。

    この本は、現在、単行本文庫の両方が販売されています。

     

    この「永遠の0(ゼロ)」の文庫本の定価は、920円

    そして、中古販売価格が、およそ700円

    定価の13%引きという高値で古本が売買されています。

     

    もう1つは、「永遠の0(ゼロ)」の単行本

    定価が、1,680円

    中古販売価格は、およそ1,300円

    定価の22%引きで売買されています。

     

    人気がある本なので、限りなく定価に近い価格で、中古の本が売買されています。

    そして、同じ本でも、単行本と文庫本では、定価に違いがあるので、 中古販売価格共に差があります。

     

    同じ本でも定価の安い文庫本よりも定価の高い単行本の方が、高く買取られます。

     

    本をお売りになる際のちょっとした目安になるのでは。

  4. セットになっている本は高く売れる

    どんな本が高く売れるかの 4つ目。

    それは、セットになっている本です。

     

    例えば、コミックで見てみます。

    完全版コミックの「SLAM DUNK(スラムダンク)」。

     

    slamdunkset

     

    このコミックは、全24巻です。

     

    これを全24巻まで揃った状態で売られた場合と、全24巻のうち、半分の12冊不足の状態で売られた場合では、

    単純に、倍と半分の買取価格にはなりません。

     

    全24巻セットでお売り頂いた場合、1冊あたり、350円ですが、

    12冊不足の状態で売られた場合、

    1~2巻の場合、1冊あたり、100円

    3~10巻の場合、1冊あたり、200円

    11~24巻の場合、1冊あたり、300円

    と、なってしまします。

     

    全24巻まとめてお売りただくと、8,400円ですが、

    バラバラでお売りただくと、全24巻で6,000円となってしまいます。

    (2013/8/1現在)

     

    コミックに限らず、文庫、単行本、児童書などなど、続き物は、揃った状態でお売り頂くと、バラバラでお売り頂くよりも、高い値がつきやすいです。

     

  5. 値札の誤解

    けっこう誤解されているのが、本に貼られている値札についてです。

     

    本を売るとき、値札が付いていると、値札以上の値がつかない。

     

    そのような誤解です。

     

    当店では、100%ありえません。

     

    他店もそうだと思います。たぶん。(ただの予想です。)

     

    買取の基準は、現在の市場価値です。

    値札を付けた当時の価値であったり、値札を付けたお店の基準でもありません。

    それに、お店側は、出来る限り高く買取りをしたいと思っています。

    それは、高く買い取ることができて、お客さんが喜んでくれたら、また次も売っていただける可能性が高いからです。

    Win-Winの関係が大切ですから。

    (少なくとも当店は、そう思っています。)

     

    とても残念なのが、値札を取ろうとして、失敗。

    本のカバーの一部を破いてしまうことです。

    せっかくのお宝本でも、1円、又は買取り不可となってしまいます。

     

    もう一度言います。

    値札が付いていると、値札以上の値がつかない ということは100%あり得ません。

     

    ですから安心して、値札をつけたままお売り下さい。