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芥川賞・直木賞

第149回芥川龍之介賞と直木三十五賞が来週の水曜日(平成25年7月17日)に決定します。

数多くある文学賞の中でも、この2つの文学賞が国内では、最も有名ではないでしょうか。

 

両文学賞ともに、上半期と下半期の年2回選考されます。

今回は、平成25年度上半期となります。

芥川龍之介賞は、

各新聞・雑誌(同人雑誌を含む)に発表された純文学短編作品中最も優秀なるものに呈する賞(応募方式ではない)。主に無名もしくは新進作家が対象となる。(文芸春秋HPより)

直木三十五賞は、

各新聞・雑誌(同人雑誌を含む)あるいは単行本として発表された短編および長編の大衆文芸作品中最も優秀なるものに呈する賞(応募方式ではない)。無名・新進・中堅作家が対象となる。(文芸春秋HPより)

というのが、選考の基準です。

しかし、純文学と大衆文芸、短編とそうでない作品の違いは、明確でないというのが現状のようです。

 

両賞ともに、昭和10年に制定されました。

 

第149回の候補作品は、

芥川龍之介賞は、

いとうせいこう 「想像ラジオ」(文藝春号)

戌井昭人 「すっぽん心中」(新潮1月号)

鶴川健吉 「すなまわり」(文學界6月号)

藤野可織 「爪と目」(新潮4月号)

山下澄人 「砂漠ダンス」(文藝夏号)

の5作品。

直木三十五賞は、

伊東 潤 「巨鯨の海」(光文社)

恩田 陸  「夜の底は柔らかな幻」(文藝春秋)

桜木紫乃 「ホテルローヤル」(集英社)

原田マハ 「ジヴェルニーの食卓」(集英社)

湊 かなえ 「望郷」(文藝春秋)

宮内悠介 「ヨハネスブルグの天使たち」(早川書房)

の6作品。

 

注目です。