2014年1月期の月間ベストセラーが、今月3/1に出版科学研究所から発表されました。
1月期のベストセラーです。
第1位 「人生はニャンとかなる!」 水野敬也・長沼直樹
第2位 「忍耐の法」 大川隆法
第3位 「面倒だから、しよう」 渡辺和子
第4位 「人間にとって成熟とは何か」 曽野綾子
第5位 「まんがでわかる7つの習慣」 フランクリン・コヴィー・ジャパン(監修)
第6位 「ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく」 堀江貴文
第7位 「呆韓論」 室谷克実
第8位 「終物語(中)」 西尾維新
第9位 「人に強くなる極意」 佐藤 優
第10位 「置かれた場所で咲きなさい」 渡辺和子
ベスト10の中から今回は、第3位の「面倒だから、しよう」について。
2013年12月19日に出版され、その月の月間ベストセラーの第10位となりました。
今回発表のベストセラーでは、第3位となり、それと同時に、前作の「置かれた場所で咲きなさい」もベスト10入りしました。
著者は、渡辺和子さん。
1927年生まれの87歳。
岡山にあるノートルダム清心女子大学の名誉学長並びにノートルダム清心学園の理事長。
前作の「置かれた場所で咲きなさい」は、2012年に発売され、120万部を超えるベストセラーになりました。
置かれたところこそが、今のあなたの居場所なのです。咲けない時は、根を下へ下へと降ろしましょう。
「時間の使い方は、そのまま、いのちの使い方なのですよ。置かれたところで咲いていてください」
「面倒だから、しよう」は、その第2弾にあたります。
人は皆、苦労を厭い、面倒なことを避け、自分中心に生きようとする傾向があり、私もその例外ではありません。
しかし、人間らしく、よりよく生きるということは、このような自然的傾向と闘うことなのです。
今のように、手間ひまをかけないですむものが溢れている時こそ、自分の心の中の小さな闘いが必要であり、その結果としての美しさが世の中を明るくするのではないでしょうか。
何度も読み返せるように手元に置いておきたい良書です。