2013年12月期の月間ベストセラーが今月1日に出版科学研究所から発表されました。
12月期のベスト10です。(単行本総合)
第1位 「人生はニャンとかなる! 」 水野敬也・長沼直樹
第2位 「インフェルノ(上・下)」 ダン・ブラウン
第3位 「忍耐の法」 大川隆法
第4位 「人間にとって成熟とは何か」 曽野綾子
第5位 「トゥルークの海賊(3)」 茅田砂胡
第6位 「人生はワンチャンス!」 水野敬也・長沼直樹
第8位 「ロスジェネの逆襲」 池井戸 潤
第9位 「まんがでわかる7つの習慣」 フランクリン・コヴィー・ジャパン
第10位 「面倒だから、しよう」 渡辺和子
前回ご紹介した「人生はニャンとかなる!」が、第1位となりました。
そして、前作の「人生はワンチャンス!」もベスト10入り。
スゴイですね。
その中から今回は、第7位の「ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく」について。
著者は、ホリエモンの愛称で知られている堀江貴文さん。
元株式会社ライブドアの代表取締役社長。
2004年のプロ野球買収や、2005年にニッポン放送買収などで突如表舞台に登場しました。
日経平均も上昇中で、株が賑わっていた時期でした。
古い体制に新しい体制(堀江さん)が挑み、やり込んでいく姿に、多くの人が引きつけられていました。
しかし、2006年1月16日に証券取引法違反の容疑で逮捕。
2011年に懲役2年6ヵ月が確定しました。
ライブドア、ライブドアマーケティングの株は、大暴落のすえ、2006年4月14日に上場廃止となりました。
堀江貴文さんは、昨年の2013年3月27日に、仮釈放となりました。
堀江貴文はなぜ、逮捕され、すべてを失っても、希望を捨てないのか?
ふたたび「ゼロ」となって、なにかを演じる必要もなくなった堀江氏がはじめて素直に、ありのままの心で語る、「働くこと」の意味と、そこから生まれる「希望」について。
現状でも、堀江貴文さんはとても稼いでおられます。
有料メルマガの購読料だけでも1億円以上となっています。
その他、本も多数出されているし、メディアにも出ていますから。
しかし、絶頂時から比べると、かなりのものを失ったことでしょう。
逮捕前、逮捕後では、考え方が変わったのでしょうか。
堀江さんは、冤罪であると唱えています。
今後、その辺の動きがあるのかという点も注目です。