一昨日の水曜日(2013/8/28)、第49回谷崎潤一郎賞が決定しました。
川上美映子さんの「愛の夢とか」が受賞しました。
「愛の夢とか」
講談社
「アイスクリーム熱」・「愛の夢とか」・「イチゴ畑が永遠に続いてゆくのだから」 などの7つ物語からなる短編集です。
何気ない日常がゆらいで光を放つ瞬間をとらえた、心ゆさぶる7ストーリーズ (講談社HPから引用)
谷崎潤一郎賞は、1965年に、中央公論社に創設されました。
明治・大正・昭和を通じて、幅広いジャンルで活躍した谷崎の業績にちなみ、時代を代表する優れた小説・戯曲を顕彰します。
(中央公論社HPより引用)
歴代の受賞作品には、
桐野 夏生 「東京島」
瀬戸内寂聴 「花に問え」
村上春樹 「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」
などなど。
今回受賞された川上美映子さんは、1976年8月29日生まれの、37歳。
昨日が誕生日で、一昨日が受賞。
おめでたい。
芥川龍之介賞や中原中也賞などなど数々の受賞歴をもつ作家さんです。
作家のほかに、ミュージシャンや女優もされているようです。
すごい人です。
川上美映子さんのほかの作品は、
「乳と卵(ちちとらん)」(芥川龍之介賞受賞作)
「先端で、さすわさされるわそらええわ」(中原中也賞受賞作)
「そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります」(随筆集)
などなど。
私は、川上美映子さんの作品を読んだことがありませんでした。
ぜひ読んでみたいです。