マンガ大賞2014ノミネート作品が選出されています。
マンガ大賞とは、
「これはぜひ、他の人にも読んでもらいたい!」
という思いから始まった賞です。
発起人は、ニッポン放送アナウンサーの吉田尚記さん。
2008年に始まり、今年で、7年目となります。
選考年の前年1/1~12/31に出版された単行本の最大巻数が8巻までのマンガ作品が対象となります。
選考の対象が、『最大巻数が8巻まで』というのがミソで、
8巻まで出ていれば、人に薦めたいマンガの面白さは発揮されている。
それ以上の長さのものは、面白さは世間に知れ渡っているだろう。
という理由だそうです。
選考員は、マンガが売れることに直接の利害関係のある人は全て外れているそうです。
マンガ家さん、編集者の人等は、選考員になれません。
運営もすべてボランティア、ノーギャラ。
本当にマンガ好きの方が選んでいる賞のようです。
一次選考では、各選考員が「人にぜひ進めたいと思う作品を5作品」に投票。
その得票数から上位10作品がノミネート作品となり、二次選考へ。
二次選考では、選考員がトップ3を選びます。
その結果を集計し「マンガ大賞」を決定します。
過去の受賞作品は、
第1回
「岳 みんなの山」
著者:石塚真一さん
出版社:小学館
第2回
「ちはやふる」
著者:末次由紀さん
出版社:講談社
第3回
「テルマエ・ロマエ」
著者:ヤマザキマリさん
出版社:エンターブレイン
第4回
「3月のライオン」
著者:羽海野チカさん
出版社:白泉社
第5回
「銀の匙 Silver Spooon」
著者:荒川弘さん
出版社:小学館
第6回
「海街diary」
著者:吉田秋生さん
出版社:小学館
です。
マンガ大賞に輝いた作品は、いずれも、とても有名な作品となっています。
この賞は、将来とても有名になるマンガを確実に発掘できているのかもしれません。
今回の一次選考では、
98人の選考員から、223作品への投票がありました。
2014年のマンガ大賞は、3/27の授賞式で発表となります。
今回はこの辺で。
次回、ノミネート10作品の紹介をします。