マンガ大賞2014が、3/27に決定しました。
「乙嫁語り」が大賞に選ばれました。
【乙嫁語り】
この「乙嫁語り」は、マンガ大賞に過去2度ノミネートされ、3度めで大賞に輝きました。
1度目は、2011年。
その年は、第2位で、大賞は「3月のライオン」でした。
2度目は、前回の2013年で、その年も、第2位。
大賞は、「海街diary」でした。
マンガ大賞には、ジンクスがあるそうです。
過去に上位入賞した作品は、翌年以降、選をはずれることが多い。
マンガ大賞の選考の対象は、出版された単行本の最大巻数が8巻までです。
そして、面白さが世間に知れ渡っていない作品が対象になります。
過去に上位入選した作品は、それによって既に、世間に面白さが知れ渡っている。
ですから、票を入れづらくなるようです。
また、最大巻数8巻となると、週刊連載の作品だと、2年で、8巻を超えてしまいます。
そういったわけで、過去の上位入賞作は、翌年のノミネートから外れることが多いようです。
「乙嫁語り」は、エンターブレインの「ハルタ」という年間10回発行される雑誌に掲載されています。
コミックの1巻が発行されたのが2009年の10月。
そして現在の最新巻は、今年2014年の1月に発売された6巻です。
6巻の発売までに、5年経っています。
コミックの発売周期が長いですから、3回目のノミネートが可能となりました。
もちろん、3回もノミネートされるということは、「乙嫁語り」がすばらしい作品だからです。
特に、その画力に定評があるようです。
著者は、森薫さん。現在35歳。
前作は、ヴィクトリア朝時代のイギリスを舞台にした「エマ」。
【エマ】
2008年に最終10巻が発売されたのですが、現在も人気のある作品です。
下は、受賞イラストです。
マンガ大賞2014をもっと詳しく見たい方は、下記からどうぞ。