先月の8/22に、第36回講談社絵本新人賞の発表が行われました。
今回の新人賞は
石川基子さんの『ほしじいたけ ほしばあたけ』
に決定しました。
講談社絵本新人賞は、
原則として、幼児・児童を読者対象とした自作未発表の創作絵本作品(絵と文の合作の場合も、おのおの自作未発表の作品)であること。
テーマは、自由です。
新人賞でありますから、
単行本として絵本を商業出版(自費出版・共同出版を除く)された実績のある方はご応募できません。
という制限があります。
今年の5/15~6/15に応募の受付をしていました。
受賞作『ほしじいたけ ほしばあたけ』の選評です。
○お話のくだらなさ(褒め言葉です)に対して、絵の濃ゆさがハンパなかったですね。
○しいたけ→じいたけ→ばあたけという発想の流れがすさまじいだけ。失礼。だけじゃない。絵も良いし、展開も面白い。
○絵はやはり強烈でした。・・・かなり笑わせてもらった。
絵に対する評価の高さが伝わっていきます。
(あと、くだらないというほめ言葉も興味深いです。)
著者の石川基子さんは、愛知県で活動されている方のようです。
イラスト展などを開かれたり、ポスターのイラストを描かれたりしておられます。
現在『もたもた堂本舗』というHPを開かれています。
そちらに、GALLARYがありますので、ぜひご覧ください。
さすがに上手です。
そして、独特な表情の絵です。
今回の受賞作『ほしじいたけ ほしばあたけ』は、来年に講談社から出版されます。
制作日記も書かれるので、ぜひご覧ください。
【講談社 絵本通信】