先月の10月9日、絵本「ぐりとぐら」の著者中川李枝子さんとイラストの山脇百合子さんが、第61回菊池寛賞を受賞されました。
菊池寛賞とは、
故菊池寛の日本文化の各方面に遺した功績を記念するための賞。文学、映画・演劇、新聞、放送、出版、その他文化活動一般において、9月1日~翌年8月末に至る1年間に、最も清新且つ創造的業績をあげた人、あるいは団体に贈られる賞。
副賞100万円。
今回は、サザンオールスターズも受賞され、話題となりました。
以前紹介した「医者の殺されない47の心得」の著者近藤誠さんも受賞されています。
曽野綾子さん、筒井康隆さんなども受賞されています。
文学界以外では、五輪三連覇の伊調馨さんと吉田沙保里さん、高倉健さん、澤穂希さん等々が受賞されています。
さて、絵本「ぐりとぐら」の著者中川李枝子さんとイラストの山脇百合子さんは、実の姉妹です。(旧姓は大村。)
「ぐりとぐら」は、1963年に発表されてから、誕生50周年。
双子の野ネズミ「ぐり」と「ぐら」のお話です。
ぼくらのなまえは グリとグラ
このよでいちばんすきなのは
おりょうりすること たべること
グリ グラ、 グリ グラ
(福音館書店から引用)
ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集)
なかがわ りえこ おおむら ゆりこ
アメリカ、イギリス、デンマーク、中国などなど世界各国で翻訳されています。
「ぐりとぐら」で、とても有名なのが、フライパンで焼かれた黄色い大きなカステラ。
この黄色い大きなカステラをみたお子さんは、
「ほしいなぁ。たべたいなぁ。」
とあこがれをいだくはずです。
そんな思いからか、こんな本もあります。
絵本からうまれたおいしいレシピ ‾絵本とお菓子の幸せな関係‾ (e‐MOOK)
きむら かよ 晶子 鳥越 美希
表紙は、「ぐりとぐら」のカステラ。
「ほしいなぁ。たべたいなぁ。」
と思われるお子さん(大人でも?)がとても多いのでしょうね。
「ぐりとぐら」の出版社の福音館書店でも、レシピを紹介しています。
「ぐりとぐら」のカステラをつくろう!
絵本と黄色いカステラをぜひお子様に。