2013年9月期の月間ベストセラーが出版科学研究所から発表されました。(単行本総合)
9月期のベスト10です。
第1位 「 ロスジェネの逆襲」 池井戸 潤さん
第2位「人間にとって成熟とは何か」 曽野綾子さん
第3位「祈りの幕が下りる時」 東野圭吾さん
第4位 「ホテルローヤル」 桜木紫乃さん
第5位「医者に殺されない47の心得」 近藤 誠さん
第6位「鎮魂 さらば、愛しの山口組」 盛力健児さん
第7位 「銀魂 帰ってきた3年Z組銀八先生フォーエバーさらば、愛しき3Zたちよ」 原作 空知英秋さん/ノベライズ 大崎知仁さん
第8位「犬から聞いた素敵な話」 山口 花さん
第9位「海賊とよばれた男 (上・下)」 百田尚樹さん
第10位「心配事の9割は起こらない」 枡野俊明さん
でした。
その中から、第1位の「ロスジェネの逆襲」について。
言わずと知れたドラマ「半沢直樹」の原作です。
とはいえ、ドラマの続編にあたるため、まだ放送されていない作品です。
ドラマは、第一作目の「オレたちバブル入行組」と、第二作目の「オレたち花のバブル組」から構成されていました。
「ロスジェネの逆襲」は、9月22日の最終回の視聴率42.2%とという、モンスタードラマ「半沢直樹」の続編です。
次回作のドラマ(映画?)まで待ちきれず、本屋へ駆け込んだ方も少なくないでしょう。
今年の6月29日に、出版され、
7月期は、第16位
8月期は、第4位
でした。
7月7日にドラマがスタート。
ドラマの盛り上がりとともに、原作も押し上げられたようです。
著者の池井戸潤さんは、1963年生まれの50歳。
岐阜県出身。
三菱銀行(現三菱東京UFJ銀行)で、約7年働いた後、コンサルタント業のかたわら、作家活動開始。
1998年、デビュー作の「果つる底なき」で、江戸川乱歩賞を受賞。
2010年には、「鉄の骨」で吉川英治文学新人賞を受賞。
2011年には、「下町ロケット」で直木賞受賞。
という輝かしい実績の作家さんです。
元銀行員という経歴、うなずけますね。
「ロスジェネの逆襲」