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  1. 大人ドロップ

    本日から新しく超高価買取中タイトルになった本の紹介です。

     

    大人ドロップ-文庫

    otonadoroppu

    作者 樋口直哉

    出版社 小学館

    発売日 2010年1月8日

    定価480円

    買取価格200円

     

    大人でも子供でもなかった頃の、みずみずしい記憶を鮮やかに呼び覚ます青春の物語。

     

    今年の4月4日(金)に、大人ドロップを原作とした映画が上映されます。

    キャストは、池松壮亮さん・橋本愛さん・小林涼子さん・前野朋哉さんなどなど。

    池松壮亮さんは、「日本生命」のCMにでているので、皆さんよく知っていると思います。

    橋本愛さんは、NHKドラマ「あまちゃん」で話題になった女優さんです。

     

    著者の樋口直哉さんは、1981年生まれの今年の5月で33歳。

    「さよならアメリカ」で、第48回群像新人文学賞を受賞。同作で、第133回芥川龍之介賞の候補にもなりました。

     それを機に作家デビュー。

    当時は、フランス料理の出張料理人であったそうです。

     

    3月いっぱいの期間限定で、高価買取いたします!

    ぜひお売り下さい!

  2. 第150回芥川賞・直木賞受賞作決定

    2014年1月16日午後5時から築地の新喜楽で選考委員会が開催され、第150回芥川龍之介賞と直木三十五賞の受賞作が決定しました。

    芥川賞受賞作は、小山田浩子さんのです。

    直木三十五賞は、朝井まかてさんの恋歌姫野カオルコさんの昭和の犬の2作品です。

     

    小山田浩子さんは、広島在住の30歳。

    生まれて3ヵ月の娘さんがいるため、東京の会見場には行けず、電話でのお話でした。

    娘さんは、電話中もけっこう泣いていたようで、その間、旦那さんがあやしていたそうです。

    2010年に第1作目の「工場」で第42回新潮新人賞を受賞。

    今回のは、4作品目。

    仕事を辞め、夫の田舎に移り住んだ夏。見たことのない黒い獣の後を追ううちに、私は得体の知れない穴に落ちる。

    夫の家族や隣人たちも、何かがおかしい。平凡な日常の中にときおり顔を覗かせる異界。(新潮社HPより抜粋)

    ana

    今月末(214/1/31)発売予定です。

     

     

    朝井まかてさんは、大阪在住の54歳。

    1回目の直木賞候補で、受賞に至りました。

    初候補の場合は、「もう1作待ちたい」という声が上がることが多いようですが、今回は、珍しいケースであったようです。

    受賞作の恋歌は、幕末の水戸藩を題材にしています。

    時代小説作家にとっては、アンタッチャブルな世界だそうです。

    とても難しい題材を見事に書ききったということが、評価されたようです。

     

    rennka

    恋歌

     

    姫野カオルコさんは、直木三十五賞に、過去4回候補作として選出されていて、今回5回目にして見事に受賞されました。

    55歳。

    自称「ベストジャージスト賞」。

    受賞時の記者会見も、ジャージ姿でした。

    トレーニングジムで、トレーニング中だったそうです。

     ベリーダンスなど踊って勢いをつけてから作品を書いているそうです。

     

     姫野カオルコさんの作品はかなり個性が強いようです。そのため、賛否両論が分かれてしまい、過去4回受賞に至らなかったようです。

    しかし、今回は、オリジナリティーを失わないまま、それでいて、選考委員すべてを称賛側に向かわせたすばらしい作品だそうです。

     

     syouwanoinu

    昭和の犬

     

    ぜひ、読んでみてください。

     

  3. 黒執事 今週1月18日土曜日 公開!!

    今週の土曜日(2014年1月18日)、【黒執事】の上映が開始します。

    主演は、水嶋ヒロさん。

    3年ぶりの復帰作だそうです。

     

    その間は、作家として活動されていて、

    本名の斉藤智裕斉藤智)で執筆した小説KAGEROUは、第5回ポプラ社小説大賞を受賞しています。

     

    kagerou

    KAGEROU

     

    水嶋ヒロさんは、以前にドラマ「メイちゃんの執事」でも、執事役をされていました。

     

     meityannnosituji

     【メイちゃんの執事

     

     

    黒執事】には、他にも剛力彩芽さんや山本美月さんなど旬な女優さんも出ている話題作です。

     

    この映画の原作は枢 やな(とぼそ やな)さん作の「黒執事」です。

    月間Gファンタジーに連載中。

    世界42ヵ国で翻訳されているとても人気のある作品です。

    主人公のセバスチャンは、「あなたが一番「イケメン」だと思うキャラクター」で、第1位でした。(ダ・ヴィンチ電子ナビ2013年)

     

    コミックは現在17巻まで発売されています。

    kurosituji1-17

     【黒執事 1-17巻セット

     

    そして、映画公開日の1月18日に、最新18巻が発売されます。

     

    kurosituji18

    黒執事 18巻

     

     原作は、19世紀後半の英国を舞台としていますが、映画は、アジアです。

    そのため、セバスチャン以外は、原作と名前が違います。(一部一緒の方もみえます。)

    ストーリーのほうもオリジナルとなっているようです。

     

    主題歌は、奥さんの綾香さんの作詞作曲です。

     

    ぜひのぞいてみてください。

    映画『黒執事』公式サイト

     

  4. 日本SF大賞

    第34回日本SF大賞のエントリーが今週の1/6に終了しました.

     

    日本SF大賞とは、

    小説、評論、漫画、映像、音楽など、ジャンルやメディアにとらわれず、対象年度内に発表されたSF作品の中からもっともすぐれた業績を選んで顕彰し、SF界の発展に寄与することを目的として、1980年、日本SF作家クラブにより創設された。

    (日本SF作家クラブより引用)

    という賞です。

    ですから、この賞は、本だけでなく、映画や漫画などジャンルを越えた作品が対象となる珍しい賞です。

    圧倒的に、本の中から受賞作が決まっていますが、過去には、

    映画の「ガメラ2」・「新世紀エヴァンゲリオン」なども大賞を受賞しています。

     

     

    日本SF作家クラブとは、

    SFおよびファンタジーの普及および発展に寄与することを目的として、1963年(昭和38年)に設立された親睦団体です。

    (日本SF作家クラブ50周年記念公式サイトより引用)

    初代会長は、星新一さんです。

    昨年(2013年)は、創立50周年を迎えた歴史ある団体です。

    nihonnSFsakkakurabu50

     

     

    前回の第33回までは、徳間書店が後援し、副賞として200万円が大賞作品に与えられていました。

    しかし、今回から、徳間書店が後援からはずれたため、存続も危ぶまれていましたが、続行されました。

     

    今までと違って、一般の方からも候補作のエントリーを受け付けました。

    推薦です。

    読者参加型の大賞となりました。

    今回は、のべ150件ほどのエントリーがありました。

    エントリーされた作品は、こちらで見ることができます。

     

    日本SF大賞エントリー一覧

     

     

    エントリー作品の中から、日本SF作家クラブ会員によって投票されて、最終候補作品が選ばれます。

    その後、選考委員によって受賞作が決定されます。

     

    大賞が決まりましたら、御報告致します。

     

  5. 芥川賞・直木賞候補作品決定!

    第150回、芥川龍之介賞と直木三十五賞の候補作品が先週の12月20日(金)に決定しました。

    (芥川龍之介賞・直木三十五賞の説明はコチラの記事を参照下さい→【芥川賞・直木賞】

     

    芥川賞の候補作は

    いとうせいこうさんの「鼻に挟み撃ち」

    岩城けいさんの「さようなら、オレンジ」

    小山田浩子さんの「穴」

    松波太郎さんの「LIFE」

    山下澄人さんの「コルバトントリ」

     

    いとうせいこうさんは、前回の149回に続いて連続で候補作に選ばれています。

    山下澄人さんは、前回の149回と147回に候補作として選ばれています。

    松波太郎さんは、141回に候補作に選ばれています。

     

     

    直木賞の候補作は

    朝井まかてさんの「恋歌」

    伊藤潤さんの「王になろうとした男」

    千早茜さんの「あとかた」

    姫野カオルコさんの「昭和の犬」

    万城目学さんの「とっぴんばらりの風太郎」

    柚木麻子さんの「伊藤くんA to E」

     

    伊藤潤さんは3年連続4度目の候補作として選ばれました。

    姫野カオルコさんは、第117回、第130回、第134回、第143回と今回で5回目の選出です。

    万城目学さんは、第141回tと143回に候補作に選ばれています。

     

    選考委員会は、2014年1月16日午後5時から築地・新喜楽で開催します。

    そこで第150回の芥川賞・直木賞受賞作が決定します。

     

    楽しみですね。